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European Synchrotron Radiation Facility(ESRF)
測定サービス

いつでも測定したい方に

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vuedici.org/ESRF

Uni-Puck 1個 68万円 (税別)
[2025年1~3月の価格]

1. 特徴

  • 国際輸送と測定のみを行うサービスです。

  • Uni-Puck 1個(結晶16個)から、最大でUni-Puck 9個まで 受け付けております。

  • 価格にはツール貸出、輸送、測定・自動データ処理などすべてが含まれます。

  • 煩雑な国際輸送の手続きは当社が行うため、凍結させた結晶を当社研究所までお送りいただくだけです。

  • 測定データは当社より新品Solid State Disk(SSD)で郵送いたします。

2. 利用ビームライン:Macromolecular Crystallography Beamlines

ビームラインとして、ビーム強度に優れ、自動データ処理が可能なID23-1 またはID30B が利用可能です。

【ビーム】
ビーム強度は[1~6 × 10^12 (photons/s) ]であり、X線波長は 2.0 ~ 0.62 Åの範囲で指定可能です。​
当ビームラインの自動測定プロトコルでは、低線量のX線を用いた2次元スキャンにより結晶位置の同定を行い、最も強い回折像を与えた結晶部分をX線照射位置として、結晶の空間群に応じた角度分(180~360°)の回折データ収集を行います。

※ヘリカル測定/マルチ測定は行えません。


【自動データ処理】

自動データ処理機能では、X線回折データを収集すると同時に、ビームラインに搭載された自動処理ソフトにより構造因子Fデータの計算を行います。ここで得られる構造因子Fデータは、らせん軸判定を含む最終的な空間群として処理されるため、分子置換法等の初期位相決定にすぐに使用することが可能です。また、分子置換法でお使いになるサーチモデルのPDB情報を事前にデータシート(Excelファイル)に記入いただくことで、分子置換法による初期位相決定および電子密度計算まで、自動処理することも可能です。

​※自動データ処理が失敗した場合
別途 
AgroBox No.5 をご利用いただけば、経験豊富な当社研究者によるマニュアルデータ処理も可能です。複数の回折データのマージ処理、自動データ処理機能でうまく処理できない難しい結晶の場合は、ご利用ください。

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3. ESRF測定代行サービスの申込の流れ(測定便の仮予約から結晶送付まで​)

① 測定代行便 仮予約・ツール申込書にご記入。
② 当社から貸出ツール(無料)をご送付。
③ Uni-Puckへ凍結結晶を保存。

④ 結晶必着日の前々日までに本発注。
​⑤ 当社まで結晶をご送付。

4. ESRF測定サービスの流れ(結晶送付からデータ受領まで​)

ビームタイムに当社への結晶必着日を設定しております。
お客様の凍結させた結晶サンプルを
『結晶必着日午前中までに当社(千葉県柏市)必着』でお送りください。​
測定データは当社より新品Solid State Disk(SSD)で郵送いたします。
納期は2~3週間となります。
※速報データの送付をご希望の場合はご相談ください。
※ビームタイムスケジュールはお問合せ下さい。

5. 無料貸出 Uni-Puck ツール

結晶凍結および輸送のために必要な下記のツールを無料で貸し出ししております。

  • CryoLoop (新品を無料提供/使い捨て)

  • Universal V1-Puck (Uni-Puck)

  • Shelved Puck Shipping Cane

  • Puck Dewar Loading Tool

  • Puck Wand

  • Puck Separator Tools

  • Bent Cryo Tongs

  • Cryo Express Dry Shipper

  • Upright Shipping Case

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