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アグロデザイン・スタジオの
タンパク質構造活用例
農薬①:HAO阻害型の硝化抑制剤の創薬
農薬②:ALS阻害型の除草剤の創薬
① 硝化抑制剤標的ヒドロキシルアミン酸化還元酵素(HAO)
構造ベース創農薬で地球環境を守る
現代の農業において、窒素肥料は不可欠な農業資材ですが、ハーバーボッシュ法によって大量の化石燃料を消費して合成されており、低窒素農業が持続的社会のために期待されています。
硝化抑制剤は、窒素肥料を栄養源とする土壌菌である硝化菌を殺菌するための薬剤です。この菌によって窒素肥料投与量の半分程度が消費されてしまい、作物に肥料がいきわたりません。
そこで当社では、硝化菌だけがもつ酵素であるHAOを標的とすることで、効果が強く、安全性の高い薬剤を目指して研究開発を行っています。
